ファースト争いが熱い!

 中日落合博満監督(57)が3人の助っ人陣に一塁守備を直接指導した。北谷球場での投内連係、落合監督はネット裏から出てくると一塁ベースに近い場所に陣取った。一塁へ入ったのはブランコと新外国人のグスマン、カラスコ。一塁手争いのライバルとなる3人の動きを自らチェックした。

 現役時代、主に一塁を守っていた落合監督は「一塁はある意味で一番難しいポジションでもある」という。連係に参加する機会が多く、細かい技術が要求される。練習の中ではカラスコ、ブランコに位置取りや判断などを指導した。「監督が言うところをどこでも守る」。投手ではチェンとネルソンがいるため、野手は「2」と予想される外国人出場枠。何とか生き残りたいカラスコは熱心に聞き入った。

 フリー打撃中は3人がそろって外野守備の練習するシーンもあった。1つ、2つのポジションを3人で争う助っ人陣。激しい競争に生き残ろうと必死だ。

 [2011年2月5日10時21分

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