マー君出て来いや!

 巨人川口和久投手総合コーチ(51)が、ドラフト1位ルーキー沢村拓一投手(22=中大)と楽天田中の対決を熱望した。19日のオープン戦広島戦(宮崎)を皮切りに、20日の楽天戦からは沖縄へ移動して練習試合を含めて4試合。沢村の対外試合の起用について川口コーチは「22日か23日(の練習試合)あたりを考えています」と話した上で、20日の楽天戦で起用する可能性については「(相手が)いい投手だといいんですけど。マー君が出てきてくれればね」と、ダンディーにつぶやいた。現時点では田中の登板予定はない見込みだが、星野監督が動いてくれれば…と、同コーチも同様に動くことを示唆した形だ。

 話題性だけではない。即戦力右腕の成長を願うからこそだ。「若い投手というのはいい投手を見て育つからね。対戦となれば下手な投球もできないだろうし」と、プロ4年間で46勝を挙げた田中の技術を盗ませる狙いがあった。また同コーチは「できるだけ同一リーグ相手には投げさせたくない」と、沢村隠しを予告。それを踏まえれば、20日に登板する可能性も残されている。

 沢村は今日11日に2度目のフリー打撃に登板予定。「これからオープン戦もあるので、自分の力を試すじゃないですけど、いい調整ができればいい」と、実戦を意識している。この日はキャンプを視察した中大時代の恩師・高橋善正監督から「いい顔してるな。頑張れよ」と激励を受けた。ブルペンには入らなかったが「プレーすることで少しでも恩返しができるように頑張りたい」と気を入れ直した。夢のビッグ対決プランの浮上で、沢村の対外試合デビューにも注目が集まる。【斎藤庸裕】

 [2011年2月11日7時51分

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