<ヤクルト4-2中日>◇19日◇神宮

 ああ、単独最下位…。中日中田賢一投手(28)が5回8安打4失点と粘りきれなかった。同点の3回。2死三塁から田中にあっさり中前への勝ち越し打を許した。5回にも3安打を浴びて2失点。試合開始直後から小雨が降り、風も吹き付けるなどコンディションに恵まれなかった。

 まだ開幕から7試合ではあるが、チームは04年5月11日以来の単独最下位に転落。中田賢もさすがにショックを隠しきれなかった。

 「先頭打者を出してしまったんで…。バッター有利のカウントでほとんど打たれている。天気は関係ない。今日はやってはいけないことをやってしまった…」。

 鬼門突破の役割を果たせなかった。中日にとってヤクルトは3年連続で負け越している天敵だ。敵地神宮での劣勢は顕著。昨季は2勝8敗と負け越している。通算23試合で10勝4敗と比較的ヤクルトを得意とする中田賢でも、白星を運ぶことはできなかった。

 竜が誇る先発陣は深刻な状況だ。7試合で防御率は5・40。岩田、朝倉は不調、小笠原は左ふくらはぎの肉離れで登板翌日に1軍登録を抹消された。

 今日20日には昨オフ右肘手術の影響で出遅れていた吉見一起投手(26)が登板する予定。これ以上、天敵に白星を配給するわけにはいかない。【桝井聡】