4月下旬に兄龍一さんを亡くした広島福井優也投手(23)が今日3日、横浜戦(マツダ)に先発する。悲報に接してから初めてのマウンドになるが闘志を高ぶらせた。
「しっかり投げることがアニキのためになる。いろんなアドバイスもしてくれたし、アニキがいないと、いまの自分はいないです。もうちょっと見てほしかった…。勝ちたいですよね」。
福井は3兄弟の三男で、龍一さんは次男だった。4月下旬、交通事故で死亡。25歳だった。沖縄尚学から03年夏の甲子園に出場するなど、弟だった福井が背中を追い続けた存在だ。
4月28日に岡山・西粟倉村の実家で遺体と対面。翌29日には美作市内で営まれた葬儀で別れを告げた。「現実として受け止められない…。でも、仕事は仕事ですから」ときっぱり言う。兄のため、そして自分自身のために、魂を込めて白球を投げ込む。



