プロ野球審判員が所属するサービス・流通連合の連帯労組プロ野球審判支部(川口亘太支部長)は4日、TBSの番組内で、出演者が審判への暴力を容認するような発言をしたとして、同局に厳重に注意するよう日本野球機構(NPB)に要請した。3日放送のTBS「サンデーモーニング」の張本勲氏が出演するコーナーで、広島野村監督が塁審の判定を不服として胸を押すなどし、暴力行為で2試合出場停止となった話題を取り上げた。その際、元巨人中畑清氏が「チームの士気を上げるためにやったのではないか」とし「あっぱれ!」と言った。関係者は「審判への暴力を容認するような発言は許すことはできない」と話した。