巨人桃井恒和代表取締役オーナー兼社長(64)が11日、清武英利GM兼球団代表(61)の発言について、都内の球団事務所で会見を開き「彼の独断で開いた会見を僕はかばうことはできない」という見解を示した。「極めて残念であると。(清武GMとは)認識が違う。物の見方で僕はこう認識しているよ、と。今日の彼の独断で開いた会見は、僕はかばうことはできないよ、と彼に伝えました」と、厳しい言葉を掛けたと明かした。
会見の存在を知ったのは、この日の午前9時過ぎ。球団関係者から知らされた。会見前にコンタクトを試みたが電話はつながらず、内容は会見で知った。「それ(連絡)がなかったから、残念だと言っているんです。何の会見かもわからなかった。何度か電話をかけたが、連絡がとれなかった。会見が終わってから、彼と話をした」と語った。
会見で浮き彫りになったのは、清武GMとの認識の違いだった。渡辺恒雄球団会長(85)の「何にも報告を聞いてない」との発言について「ちょっと意味が違う。クライマックス前の話だから、負けてもあの人事でいくというのは聞いていないという意味だと思います」と解釈。「(CSで)大惨敗というか、ああいう負け方をした。会長としては状況が変わった、見直しが必要だという、判断だったんだろうと思います」と補足説明した。江川氏のヘッドコーチ就任案にも「どうだろうかとプランの部分で出たことは承知している」と明かした。
オーナー職を解かれるという自身の処遇には「(会長から)こういうふうに考えているよ、という話は受けました。何でかと言えばこの2年間、連続でVを逸したと。けじめをつけないといけないということは間違いない」と話した。
清武GMには当面、現職を全うさせる意向。一方で来季について「代表取締役の私が知らないところで(会見を)やった。球団の内部統制、コンプライアンスというところではとんでもないこと。処遇については協議をしないといけない」と、厳しい姿勢を見せた。



