<ロッテ2-4巨人>◇25日◇QVCマリン
巨人内海哲也投手(30)が連勝を死守した。3年ぶりの2ケタ連勝がかかった登板。8回5安打2失点で役割を果たし「そういった試合だということは分かっていた。相当、緊張したし途切れさせたくないという強い気持ちで投げた」と、ほっとした表情で、額ににじんだ汗を拭った。111球の力投でチームの連勝を継続させ、エースの面目を保った。
終始、変化球の制球には苦しんだ。QVCマリン特有の風の影響も受け、ボール先行の投球を強いられた。だが、そんなマウンドで表情は一切変えず、淡々と打者を迎えた。「内心は焦っていた。落ち着いているように見せることを心掛けました」と、ポーカーフェースを貫き、隙を見せなかった。
7回まで無失点で完封も視界に捉えたが、自身の選択がかき消した。8回、2死二、三塁から代打田中に低めのスライダーを狙われ2失点。決して甘い球ではなかったが「サネ(実松)さんのサインは内角直球だった。自分が甘かった。反省ですね」と、首を振った1球を悔やんだ。
それでも投手陣の柱として、チームを10連勝に導いた功績は大きい。自身の成績も4勝4敗と5割に戻した。「やっぱり2ケタ(連勝)というのはね。あとはカードの1戦目をとる、とらないでは全然違う。この勢いで突っ走って行きたいですね」。内海が今日26日に先発する沢村にバトンをつないだ。【為田聡史】



