<中日0-2西武>◇25日◇ナゴヤドーム
中日は暫定的な投手コーチの配置転換も実らず今季初の5連敗を喫した。1回。先発山内が無死満塁のピンチを背負うと今中コーチがベンチから出てきた。開幕からベンチ=近藤、ブルペン=今中でやってきた。ピンチでマウンドに行き選手を鼓舞するのは近藤コーチの役目だったが、48試合目で変わった。
高木守道監督(71)は「(近藤コーチが)少しブルペンを見たいということだったので、今日と明日だけね」と説明した。落合政権下で名参謀・森ヘッドコーチのもとブルペン担当だった近藤コーチが試合前に、ブルペンでリリーフ陣の調子を見極めたいと希望。指揮官も了承した。
かつての「投手王国」も、いまは昔。総崩れの先発陣に登板過多で疲労困憊(こんぱい)のリリーフ陣と状況は火の車。早急なテコ入れが必要だった。
昨季は高木監督がこの時期に一、三塁コーチの入れ替えを強行。サイン伝達がうまくいかず怒った指揮官の采配放棄や、平野コーチの2軍降格などチームは浮足立った。今回は背景が違ったが、せっかく投手陣が2失点と踏ん張っても、打線が2安打完封されるなどチグハグ。投打がかみ合わず乗り切れない。
この日は「燃竜(もえドラ)」と銘打った、珍しい赤いサードユニホーム着用日。来場者にもレプリカがプレゼントされるとあって今季最多3万8195人の大入りだった。高木監督は「よりによってこんな時にこんなバッティング見せちゃアカン。(スタンドは)真っ赤だけど、ベンチは真っ白」と元気がなかった。【八反誠】



