ヒースヒース、雨、ヒース!?
広島の守護神筆頭候補のデュアンテ・ヒース投手(29)が4日、日南市の天福球場で初めてブルペンに入った。捕手を座らせて24球。変化の少ないチェンジアップも交えた。畝投手コーチは中日などで活躍した大投手権藤博に例えて評価。権藤のように連投も気にしないタフネス右腕に、レジェンド級の期待がかかる。
いかにも重そうなヒースの直球が捕手のミットに突き刺さる。緒方監督も見守るなか初めて入ったブルペン。途中、ジェスチャーでチェンジアップを指示した。腕の振りは変わらず、やや速度の遅いボールが投じられた。ひっかかるようなボールもあったが、守護神筆頭候補は満足そうに振り返った。
「とてもよかったよ。真っすぐもチェンジアップもいい感触だった。低めに制球すること、テンポを意識して投げたよ」
シーズン途中に加入した昨季の決め球はナックルカーブ。フォークも投げていたが、チェンジアップはあまり投じていないという。畝投手コーチは「チェンジアップにも種類があるから。昔権藤さんが教えていたような変化の少ないボールじゃないかな」と、通算82勝、1年目に35勝を挙げた権藤博氏(野球評論家)の名前を出して説明した。
先発と中継ぎに違いはあるが「権藤権藤、雨、権藤」と言われるほど投げ抜いた権藤のように、タフさはずぬけている。守護神には当然のように連投も求められる。畝コーチも「体の丈夫さからいっても永川かヒース。ヒースも痛い、かゆいは言わんじゃろうけえ」と評価した。
米国でも守護神の経験があり、適性もある。「チームの勝利に貢献できるのであれば、どこのポジションでも自分の仕事をやり抜くよ」。ヒースは期待をひしひしと感じている。【池本泰尚】



