東都大学リーグ2部の国士舘大・永田昌弘監督(56)が今月限りで退任し、新監督に、元オリックスの辻俊哉コーチ(35)が就任することが8日、分かった。

 今秋のリーグ戦は5勝8敗の勝ち点1で2部5位に終わり、1部昇格を逃した。10年秋を最後に1部から遠ざかり、元プロ監督の下で、再スタートを切る。辻新監督は甲府工(山梨)-国士舘大を経て、01年ドラフト5位でロッテに入団。06年にトレードでオリックスに移籍した。現役時代は強打の捕手として活躍し、プロ通算12年間で178試合に出場した。13年に引退後は、すぐに学生野球資格を回復し、4月から同大のコーチに就任。東都大学リーグ1部では、元中日の秋田秀幸監督(59)が中大の監督を務め、1部、2部の現職では、2人目の元プロ監督誕生になる。