ヤクルト高市俊投手(26)が30日、東京・新橋の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持となる推定年俸1000万円でサインした。4年目の今季は8試合の登板に終わり、いまだにプロ初白星を手にしていない。今オフについては「(速球の)スピードが足りないので、ウエートトレーニングを中心にやっていきたい。さっそく明日から練習します」とキッパリ。青学大の後輩で、今秋ドラフト5位の久古健太郎投手(24=日本製紙石巻)が入団するが「負けてられない。大学時代は支えてもらったけど、そうならないように頑張りたい」と先輩の意地を見せるつもりだ。