ボクシングのWBC世界フライ級王者亀田興毅(23=亀田)が、前王者の内藤大助(35=宮田)を判定で破った試合を放送した11月29日の「プロボクシングWBC世界フライ級タイトルマッチ」(TBS系)の平均視聴率が、内藤の出身地、北海道(札幌地区)では50・6%と驚異的な高さとなった。これは「日本シリーズ第5戦巨人-日本ハム」(日テレ系列のSTV)を抜いて今年の道内最高を記録した。放送したHBC(北海道放送)のスポーツ番組では02年サッカーW杯アルゼンチン-イングランドの50・8%に次ぐ数値。HBCテレビ本部編成局・小玉満編成部長(47)は「数字は想定以上、クリーンな試合で白熱し、ひたむきに手数を出す内藤選手の姿が感動を呼んだのでしょう」と話した。