挑戦者で同級３位の木村悠（３２＝帝拳）が２－１の判定で王者ペドロ・ゲバラ（２６＝メキシコ）を破り、世界初挑戦でタイトルを獲得した。

　都内の商社に勤務し「商社マンボクサー」として知られる木村は、８回までポイントでリードされていたが、終盤は的確にパンチを当て、逆転勝ちした。

　木村の戦績は１８勝（３ＫＯ）２敗１分けとなった。

　◆木村悠（きむら・ゆう）１９８３年（昭５８）１１月２３日、千葉市生まれ。中学でボクシングを始め、法大１年時に全日本選手権ライトフライ級優勝。卒業後帝拳ジムに入門し、０６年１０月にプロデビュー。１４年２月日本ライトフライ級王座獲得。３度の防衛後に返上。１６１センチの右ボクサーファイター。家族は夫人。