K-1を運営するFEG社長でもある谷川貞治イベントプロデューサー(EP=49)が、新体制発表の遅延やファイトマネーの未払い問題などを謝罪した。26日に発表されたK-1の今年第1弾興行となるMAX63キロ級日本トーナメント(代々木第2)のカード発表会見の冒頭で「ご迷惑をかけている選手などに深くおわびいたします。新体制は最終的な調整がついていません。完璧な形で発表できる段階にないです」と説明した。

 当初、谷川EPは今年1月下旬をメドに新体制発表を予告していたが、3月11日の東日本大震災の影響などで新体制が固められずに今春まで興行の開催までには至らなかった。4月中旬にはゴールデンウイーク前後に発表を遅らせる意向を示していたが、この日は「細部で調整できていない」と言うにとどめていた。