ダブル世界戦から一夜明けた9日、ともに初防衛戦をKOで飾ったWBA世界ライトフライ級王者井岡一翔(24=井岡)と、同僚の同ミニマム級王者宮崎亮(24)が、大阪市内の井岡ジムで会見した。

 9回を戦いながらきれいな顔で現れた井岡は「初防衛を無事に成功できて次につなげることができて良かった」とひと安心。前夜は「伝説のボクサーになりたい」とリングで誓ったが、この日も「誰も成し遂げられなかった記録をどんどん残していって、内容的にも見応えある試合をしたい。やる限りはそういうボクサーになりたい。自信もある」と、今後期待される王座防衛や複数階級制覇へ手応えを示した。

 ジムからは、勝利プレゼントとして約4500万円の高級車、ランボルギーニ・ムルシエラゴが贈られる予定。今後は約1週間、体を休めてから練習を再開する。