7場所ぶり3度目の優勝した横綱鶴竜(31=井筒)が、横綱日馬富士(32=伊勢ケ浜)を下し、14勝1敗で優勝に花を添えた。

 優勝インタビューは以下の通り。

 -7場所ぶり賜杯を手にした

 鶴竜 違った意味で嬉しいです。ここ1年、2年と苦しんでなかなか思うようにいかなくて身体と気持ちが絡み合わなくて、でもその中で腐らずにやってきた。最後にいい形になって、良い結果がでて良かったです。

 -この1年、優勝に絡めなかった

 鶴竜 横綱として責任を果たせなくて1番悔しかった。苦しかった。

 -どんなことが支え

 鶴竜 応援してくれるファンのみなさん、自分の家族もそうですけど、親方やおかみさん、全ての方の支えがあって今の自分があります。

 -支度部屋からでる際に奥様からキス

 鶴竜 最高です。

 -初日から白星を重ねていった

 鶴竜 やっと落ち着いて、自分の相撲を取れるようになってきたかなという感じがしました。

 -11日目に稀勢の里に敗れてから切り返した

 鶴竜 約2年前に全く同じ事があって、そのままずるずるいって終わったが、今度は絶対にそうはいかないように、成長したところを見せないと強い気持ちを持って挑みました。

 -前回の優勝はひとり横綱だった

 鶴竜 3横綱そろっている中で優勝したいと思っていた。それを達成出来て良かったと思います。

 -九州で優勝

 鶴竜 2年前に止まった時間が、やっと動き出しました。この気持ちを忘れずに成長していきたいと思います。(会場から連覇の声)頑張ります