大関とりの関脇高安(27=田子ノ浦)が横綱日馬富士(33=伊勢ケ浜)をはたき込みで破り、場所後の大関昇進を確実にした。
-激しい攻防だった
「落ち着いて取りました。踏み込めましたし、右の上手も届いた。ちょっと深かったけど、そこを軸にして攻めることができた」
-俵に詰まった場面は
「冷静でしたので、残すことができました」
-勝った瞬間は
「勝ってもそんなに心の変化もなく冷静に、終わった後も落ち着いた精神状態でした」
-この1勝の意義
「コツコツ頑張ってきたので、やっと報われた1勝だと思います」
-大関のイメージ
「どんな状態でも堂々としているのが、僕のイメージする大関像。どんな場面でも堂々として、力強い相撲をとることができる人が、横綱、大関だと思っている」
-どんな1日になったか
「朝から特に、何も変わらなかったし、今もあまり、気持ちの変化はないです。まだ(場所は)終わっていないし、あと2番、取り切りたい。全部取り切って、またそのときに浸りたい」