<AKB48単独&グループ

 春コン>◇29日◇国立競技場

 29日、国立競技場で開かれ、約4時間続いたAKB48「春コン」のエンディング。突如、現れた着ぐるみ「たかっしー」に大島優子(25)は、ぼうぜんと立ち尽くした。

 最後の曲を歌う準備に入っていた大島は、急きょ、楽曲リストに組み込まれた「会いたかった」が流れると、一瞬、戸惑いの表情。それでも歌い始めようとしたところ、フジ系「めちゃ×2イケてるッ!」でおなじみの着ぐるみ「たかっしー」が、メンバーとともに踊り出した。

 「え?

 何?

 これ…。え?

 何よ!」。大島が声をあげても、メンバーはパフォーマンスに専念し、無視。揚げ句の果てには、サビの「会いたかった」を「会いたかっし」とみんなで声をそろえ、大島は腹を抱えて大笑い。大島が再度、「おかしいよ。え?

 なんで『会いたかっし』とか歌ってんの?

 みんな、サラッと」と、メンバーに呼びかけても、反応はなく、ひたすら笑いながら、ステージ上で、メンバーのパフォーマンスを見守った。

 楽曲が終わると、ナイティナイン矢部浩之が「ごめん!」と、たかっしーに代わって登場し、謝罪。その着ぐるみの中からは相方岡村隆史が顔を出し、7万人から拍手を浴びて上機嫌。「明日もまたくる」と言い残すと、大島は「来ないでっ!」と絶叫していた。