俳優松坂桃李(26)が、「悪女」体験を明かした。
4日、都内で行われたフジテレビ系主演ドラマ「サイレーン」(20日スタート。火曜午後10時、初回は午後9時から)の制作発表会見に出席。物語のカギとなる「悪女」にちなみ、今までの悪女にまつわるエピソードを聞かれて告白した。
「好意を持っている男性がいる前では、小動物とか、子どもとかに『かわいい~』って言っているんですけど、男性がいなくなった瞬間にそっぽを向いちゃうんですよ。これはすごいなと思いました」
共演の山口紗弥加から「それ、誰ですか?」と聞かれると、「お名前はお答えできないんですが、実際にいたんですよね。現場に…」と返した。
実姉から忠告があったことも明かした。
「姉から27年間、『こういう悪い女には引っ掛からないように』とずっと言われてきました。悪女の方とは、できるだけ距離を置きたいです」
悪女体験については「にぶいので、騙されていることに気づかず終わっているパターンがあるかもしれません」と笑った。
共演の木村文乃(27)菜々緒(26)の撮影現場での「悪女っぷり」について聞かれると、「2人とも意外とサバサバしているところがあって、男性スタッフさんたちは、そのギャップにやられちゃって、ころがされちゃうんだと思います。甲乙付けがたいですね」。
松坂にとって、プライムタイム(午後7~11時)の連ドラは初主演となる。4月期の「戦う!書店ガール」7月期の「HEAT」と、フジテレビ系が視聴率で苦しんできた枠だ。プレッシャーについて、松坂は「マネジャーさんからもすごくハッパを掛けられました」と苦笑い。「普段は自分から会話に入っていけないタイプなんですけど、今回はスタッフさんにもあだ名を付けたりして、積極的に交流して、作品のトーンもつかんでいくようにしています。アクションシーンもスタントなしでやれるようにトレーニングしています」と明かした。船越英一郎からは「桃李君は、スタッフ全員の名前を覚えている。これは大変なもんですよ」と褒められていた。