宝塚歌劇団100周年時の最後のトップスター、月組の龍真咲が16日、大阪市内で退団会見を行い、「最後の1秒まで、龍のごとくしっかりと昇り詰めたい」と決意を語った。来年9月4日に東京宝塚劇場で千秋楽を迎える「NOBUNAGA<信長>-下天の夢-」「Forever LOVE!!」で退団する。
01年入団。12年4月、21世紀初舞台生としては初のトップに就き、4年半、本拠地8作で退く。退団理由は「結婚準備です」と言いきり、その予定には「先のことはまだ分からない」と、やんちゃなキャラクターらしくけむに巻いた。
トップ就任時は、現花組トップの明日海りおが前例のない準トップに就き、お披露目公演では2人で役替わり。前代未聞だった船出を「精神的に苦しくもあった」と振り返ったが、「マイナスじゃなかった。(明日海と)“まさみり”コンビと言われ、みりお(明日海)とは最後にまた、大きな仕事をしたい」と笑顔も見せた。
組のメンバーには14日に退団を伝えた。退団後の女優転身には「機会があれば」と興味を示した。
◆龍真咲(りゅう・まさき)12月18日、大阪府生まれ。01年入団。07年、新人公演初主演。12年月組トップ。就任後「風と共に去りぬ」で、スカーレット役。涼風真世の代表作「PUCK」で妖精を好演。身長171センチ。愛称「まさお」。



