脳腫瘍の疑いで入院している俳優松方弘樹(73)が「脳リンパ腫」であることが2日、分かった。所属事務所が発表した。

 事務所が発表した病状報告によると、「担当医師より検査結果が報告され、『脳リンパ腫』との確定診断にいたりました」という。今後については「完全復帰を目指し、治療と療養に専念させていただきたく存じます」とした上で、「松方本人も、皆様方からいただいております心温まる激励を糧に1日も早く病を乗り越え、元気な姿をご報告出来るようにと闘病生活への意気込みを語っております」という。

 松方は「腕に力が入らない」などと訴えて、2月13日に検査入院し、同23日に所属事務所が脳腫瘍の疑いがあると発表。併せて、3月1日から6月まで出演予定だった「夢コンサート」の休演と、6月の主演舞台「遠山の金さんと女ねずみ」の公演中止を発表していた。