山本耕史(39)と新妻聖子(35)が19日、都内の新宿バルト9で行われたアニメ映画「プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法!」(土田豊監督)初日舞台あいさつに登壇した。

 プリキュア最大の敵ソルシエール役の新妻と執事トラウーマ役の山本は03、04年に「レ・ミゼラブル」で共演して依頼の共演となった。

 山本は、主要キャラでは、ほぼ唯一の男性声優だった。「(登壇者の中でも)1人だけの男性で、もしかしたら(客席に)女の子がたくさんいると思って…心細いところがあった。意外と大人の男性がいて驚いた。今日は初日。(プリキュアを)心から愛してくれている人がいる。ものすごくファン層は広がっている。ここから、さらに広がっていくと思うと勇気づけられる」と大人の男性ファンを歓迎した。

 舞台あいさつの最後には「全てにおいて(映画の)クオリティーは僕の想像を超えていて、感動しました。こんなにたくさんの“大きなお友達”にも来ていただいて。ここから、いろいろな方に広げてもらいたい」と客席に呼び掛けた。客席の男性ファンも、拍手で応えていた。

 一方、新妻は「無事、初日を迎えて感無量です。プリキュアファンの熱気に圧倒され、動揺しております」と笑みを浮かべていた。