女優柴咲コウ(35)が26日、浜松市で、井伊直虎の菩提(ぼだい)寺の龍潭寺(りょうたんじ)を訪れ、主演を務める来年のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」(1月8日スタート、日曜午後8時)の会見を行った。この日が演じる直虎の命日という。

 直虎の墓参りをした柴咲は「信念と覚悟と真心の愛を込めて務めさせていただきますと心の中で報告しました」と語った。

 同作は戦国時代、いいなずけが亡命し、男の名前で家督を継いだ姫の激動の人生を描く。作品は1年の長丁場。体力も心配だが、元気の出る食事について柴咲は「うなぎです」と、同地の名産を挙げた。取材陣から「焼き肉よりうなぎか」と問われると「うなぎを食べたいです」と笑った。放送中の「真田丸」は視聴率が好調。柴咲は「本来の負けず嫌いを発揮していけたらいい」と意気込みを示した。