俳優織田裕二(48)が5日、東京・TOHOシネマズ日劇で行われた映画「ボクの妻と結婚してください。」(三宅喜重監督)の初日舞台あいさつに出席した。

 余命半年を告げられた夫が、残された家族のために妻の再婚相手を探す、一風変わったラブストーリー。「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」以来、4年ぶりの映画主演作に挑んだ織田は「思い入れの強い作品が続いて、初心に戻れるのは何だろうと思ったとき、この作品に出合った」と、引き受けた理由を明かした。

 過労による体調不良でドラマ収録などを休養していた吉田羊(年齢非公表)は、復帰以来初めて公の場に姿を現した。心なしかほっそりした印象だったが、息子役の込江海翔(13)の立派なスピーチを優しいまなざしで見守っていた。

 夫婦役を演じた織田とは初共演。「今まで拝見していた織田さんは、熱い男だけど硬派なイメージ。でも、現場でご一緒すると、(息子の幼少期を演じた)陽一郎君との遊び方が上手だった。たくさんの方が見られるわけじゃないので、ラッキーだと思った」と、織田の子煩悩ぶりを明かしていた。

 ほかネプチューン原田泰造(46)三宅監督が登壇した。