宝塚歌劇団宙組トップスター、朝夏(あさか)まなと主演の全国ツアー「バレンシアの熱い花」「HOT EYES」が18日、大阪・梅田芸術劇場からスタートした。
3度目のアンコールでは客席総立ちで、スタンディングオベーション。「宙組、好きやねん!」とコールが起こり、朝夏は「寒い時期ですが、熱くなってもらえる舞台を届けて参ります。これで(最終地の)鹿児島まで頑張ってこれます」と笑顔で手を振ってこたえた。
芝居は柴田侑宏氏の作で、19世紀初頭のスペインが舞台。朝夏演じる領主の父を殺された青年が、仲間とともに復讐(ふくしゅう)を果たす物語を描く。
青年が熱い恋心を抱く女性は、池田泉州銀行のイメージガールを務める8年目の伶美(れいみ)うらら、青年の婚約者は100期生の星風まどかがふんし、Wヒロインの形がとられた。
朝夏は、父の敵討ちを誓い、2人の女性の間で熱く揺れ動く青年を熱演し、客席から拍手を浴びた。
すでに来年4月に退団を発表し、これまで、朝夏の相手役を務めているトップ娘役の美咲凜音(みさき・りおん)は、22日初日の専科スター轟悠主演公演でヒロインを務めるため、ショーでも伶美、星風が朝夏の相手役に入った。
ツアーは、12月11日の鹿児島・宝山ホール公演まで、全国11カ所。梅田芸術劇場では20日まで公演が行われる。



