昨年デビュー曲「六本木~GIROPPON」がヒットした歌手鼠先輩(36)が3日、都内で記者会見を行い、年内で芸能界を引退することを発表した。「もともと『六本木~』から1、2年で引退しようと思っていた。一発屋と言われるけど、個人的にもそう思っている。桜のように咲いて散っていくのが定めだと思っています」と明かした。

 引退の理由については「そんなにお金にならなかったというのが実情です。収入は普通のサラリーマンぐらいだと思う。もっとほしかったです」と説明。妻と2歳の長女がいるが、今後については「明日からハローワークに通いながら仕事を探しつつ、自分の好きな道を探そうかと思っています」とした。

 17日に最後のシングル「おかね」を発売。21日に東京・渋谷DUOでラストコンサートを行う。

 [2009年6月3日20時8分]ソーシャルブックマーク