8日に肺炎で亡くなったフジテレビの元プロデューサー横沢彪さん(享年73)の葬儀・告別式が14日、東京都大田区の池上本門寺で営まれた。片岡鶴太郎、沢口靖子ら約600人が参列。横沢さんが手掛けた「おれたちひょうきん族」の人気コーナー「ひょうきん懺悔(ざんげ)室」で○×を出していたブッチー武者は、当時の番組衣装で参列。「最後はこの格好がふさわしいのかなと。(横沢さんは)全国の視聴者に笑いと楽しさを届けてくれた」と、歯を食いしばり両手で「○」を作った。弔辞は家族ぐるみで親交があった俳優山崎努や女優栗原小巻らが読んだ。喪主の雅子夫人(69)は「これだけ多くの方に来ていただいて、にぎやかなことが大好きな故人も喜んでいると思います」と震える声であいさつした。

 [2011年1月15日8時25分]ソーシャルブックマーク