若手俳優集団「D-BOYS」が15日、東京・青山劇場で舞台「検察側の証人」~麻布広尾町殺人事件~(演出・鈴木裕美、脚本・鈴木哲也)の初日会見を行った。

 弁護士役の瀬戸康史(23)は、「若い役者でやるミステリーで不安もありましたが、人間関係などがにじみ出てきて楽しめると思います」とPR。同作品の原作が英国ということで、「ハリー・ポッターに負けないくらいのいい作品になっています」と意気込んだ。

 荒木宏文(28)は、「リズムよくするためにみんなでやらないと出来ないステージで、D-BOYSがひとつにまとまった感じです」。五十嵐隼士(24)は、「法廷が舞台なので難しい言葉を覚えるのが大変でした」。初舞台となった堀井新太(19)は、「練習期間があっという間でした。自分で成長できたらいいと思います」。柳下大(23)は「ぼくが出てきたところは常にぼくを見ていてほしいです」。橋本汰斗(20)は、「新太と2人のシーンが見せ場ですが、2人のコミュニケーションを取るのが大変でした」。柳下の妻役を演じる馬渕英俚可(32)は、「みんなすごくかわいくて幸せです。どこ見ていいか分からないですね」と笑った。

 舞台は、アガサ・クリスティの傑作法廷ミステリーを日本の昭和初期に置き換えた設定で、2人の新人弁護士が奮闘するD-BOYS初の本格ミステリー。

 公演は23日まで。11月3日から大阪・イオン化粧品シアターBRAVAで同6日まで行われる。