新藤兼人監督が22日、100歳の誕生日を迎え、都内で俳優、映画関係者ら200人以上が集まりパーティーが開かれた。

 新藤監督は「ありがとうございます。これが最後の言葉です。ありがとう。さようなら」と笑わせながら、喜んでいた。大竹しのぶ、豊川悦司、六平直政、川上麻衣子、津川雅彦ら、新藤作品常連の俳優たちが集まり、大竹は「皆でずっと、新藤監督の100歳をお祝いしたいと言っていました。夢がかなってうれしい」。豊川は「新藤監督とかかわれたことは、俳優として貴重な経験ができました。皆で温泉に連れて行こうかと話をしていますので、よろしくお願いします」などと祝福した。