人気デュオB’zのギター松本孝弘(49)と世界的名ギタリスト、ラリー・カールトン(62)が、9月に東京国際フォーラムで行われる日本最大のジャズフェス「東京JAZZ2010」に出演することが4日、分かった。02年から始まり今年で9回目となる同フェスに松本が出演するのは初めて。また6、7月に行われ、即日完売が続いた2人のツアーの追加公演を、9月1日に札幌、同2日に仙台、同6、7日に東京で行うことも決まった。

 日米を代表する2人が奏でる「奇跡の旋律」が、アジア屈指のジャズの祭典に響き渡る。東京JAZZは9月3日から5日まで開催され、2人は中日4日の昼公演(午前11時から)に登場する。松本は「僕の音楽人生の中でも、想定外の光栄な出来事です。また多くのことを学び、経験させていただけることに心から感謝します」と初出演を喜んだ。

 06、08年に続き3回目の出演となるカールトンも「今回は友人でもあるTakとステージをともにでき、音楽を共有して、会場でスマイルの浮かんだ顔を見ながら、みんなも一緒に楽しんでくれていることを感じたい」と話した。

 07年にカールトンのオファーでタッグを組んだ2人は、6月2日に「Larry

 Carlton&Tak

 Matsumoto」名義でアルバム「TAKE

 YOUR

 PICK」を発売した。それを引っさげてのツアーの追加公演が決まったことも、ともに喜び合った。松本は「僕自身、名残惜しい中終えたツアーを、興奮冷めやらぬうちに再開できるのは、本当にうれしい限りです」。「奇跡のタッグ」の再演だけに、今回もチケット争奪戦は確実だ。

 [2010年8月5日8時59分

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