27日の台湾公演中に左足親指の付け根を脱臼し、救急搬送されたKAT-TUN上田竜也(26)が精密検査を受けた結果、2カ所骨折する重傷だったことが28日、分かった。負傷個所は左足第1指基節骨(きせつこつ)骨折、種子骨(しゅしこつ)骨折、左足第1指遠位指節間関節(えんいしせつかんかんせつ)脱臼と診断された。上田は27日夜に行われた台湾公演初日で約2メートル半下のステージに飛び降りる際、着地に失敗。待機していた救急車で台北市内の病院に搬送された。

 一夜明けたこの日、KAT-TUNは同市内でファンイベントと海外ツアー最終公演を開催。上田はいずれも参加した。イベントに参加したファンによると、約1時間のイベント中、上田は車いすにほぼ座った状態だった。終了後、田中聖(24)に車いすを押されながら退場した。

 同日夜に行った公演はダンス演出に手を加えたが、大幅な変更はなかった。上田は足をひきずりながらも笑顔で歩いて登場。「本当にご迷惑、ご心配をお掛けして申し訳ございません。ステージではできる限り、本調子で頑張ります!

 早速、カルシウムを採っています!!」とコメントした。29日に帰国後、同日に行う広島でのソロ公演も予定通り行う。

 [2010年8月29日8時6分

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