でんぱ組が、おもてなしした。「東アジア文化都市」広報親善大使を務める6人組アイドルグループでんぱ組.inc(以下=でんぱ組)が7月31日、横浜市内で「日中韓青少年交流事業」に参加、3カ国の高校生39人と国際交流を図った。

 東アジア文化都市は今年1月から11月まで、横浜市、中国・泉州市、韓国・光州広域市で行われている文化交流事業。その一環としてこの日、交流事業が開催された。各都市の公募により、応募倍率数倍の狭き門をくぐった学生13人ずつ(計39人)が参加。でんぱ組は今年2月に泉州市、3月に光州広域市を訪れ、今回がライブ以外では初のもてなしとなった。

 鳥取砂丘の砂1300トンを使った砂像が展示されている「ヨコハマ砂の彫刻展」では、メンバーが日中韓の3チームに分かれて学生と砂像作りに挑戦した。テーマは、日本が横浜ランドマークタワー、中国がパンダ、韓国がトラ。気温33度の炎天下で、学生とジェスチャーなどでコミュニケーションを図りながら30分で仕上げた。

 中国チームの夢眠ねむは「片言の英語や日本語で会話が出来た。『パンダ』の発音に感動しました」。韓国チームの古川未鈴は「みんな積極的で世の中に興味関心があると実感した。私が高校生のころは…。逆に刺激を受けました」。

 同日午前には、2班に分かれて市内を見学した。古川、相沢梨紗、最上もが、藤咲彩音が訪れた「カップヌードルミュージアム」ではオリジナルカップ麺作りも体験。一部の学生は、メンバーからカップにサインを書いてもらい、“プレミアムカップ麺”を作っていた。夢眠と成瀬瑛美は、本日1日から始まるアートフェスティバル「黄金町バザール」を見学した。