劇場版第1作のビデオとDVDの売り上げが全世界で130万本を突破したアニメシリーズ「攻殻機動隊」の最新作「攻殻機動隊ARISE」が製作されることが15日、分かった。昨年実写化された「天地明察」の原作者で作家の冲方丁氏(35)が脚本・構成、小山田圭吾(43)が音楽を担当するが、詳細は不明。全容は2月12日に東京・ニコファーレで行われる製作発表会で明らかにされる。発表会の様子は全世界にライブ配信予定で、世界的プロジェクトになりそうだ。

 「攻殻機動隊」は89年に「海賊版ヤングマガジン」に発表された士郎正宗氏の漫画が原作。電脳化やサイボーグ化した人間が多数混在する日本を舞台に、内務省直属組織「公安9課」が犯罪を事前察知し、防止や犯罪者全滅を目指して戦う物語。押井守氏監督による95年「GHOST

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 SHELL/攻殻機動隊」と04年「イノセンス」、テレビシリーズ「攻殻機動隊

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 CONPLEX」(神山健治監督)に続く第4の「攻殻機動隊」となる。