<W杯アジア2次予選:日本3-0シンガポール>◇E組◇12日◇シンガポール・ナショナルスタジアム
2人の活躍が新鮮だった。金崎は、絶対に点を取る、絶対勝つ、というメンタリティーを前面に出していた。今は少なくなったギラギラ感を持った選手で、運動量も多かったので、相手としては脅威だったはず。高さもあったし、チームに勢いを付けてくれた。5年ぶりの代表出場で存在感を示すのは難しいが、強い精神力があるからこそできるものだろう。
柏木は、中盤の底で強弱をつけるパスで攻撃を主導した。テンポもよかったし、代表に新しい色を加えた。2人が結果を残したことで、他の選手は当然危機感を持ったはず。レギュラー間違いないと思われてきた、岡崎や長谷部にはいい刺激になったはず。代表の活性化にもつながるし、代表にとって朗報といえる。
収穫のあった試合だが、ハリルホジッチ監督に1つ注文するなら、もっと選手交代を早く仕掛けた方がよかったと思う。暑さもあるし、次戦も控えている。シンガポールに2-0なら、勝負ありだったわけで、控え選手にもっとプレー時間を与えてモチベーションを高めさせた方がよかった。さらに本田や武藤、清武を休ませることもできた。(日刊スポーツ評論家)




