親善試合ガーナ戦で3試合連続ゴールを決めた日本代表MF本田圭佑(27)は11日、所属のCSKAモスクワに合流するためロシアに向かった。成田空港にはサングラスをかけ、独特のデザインのジャケットを羽織って登場。取材の場はなく言葉を発することはなかった。ガーナ戦後、注目されるこの冬の移籍について英語で「数多くの選択肢があると思っている。できる限り多くのクラブを比較し、考えたい」と発言。契約満了で移籍金がゼロとなることから、ACミラン以外に多くのクラブが獲得に乗り出す可能性がある。

 20年東京五輪についても「出ようかなと考えさせられる大会であることは間違いないですね」と言った。3カ月後のビッグクラブ移籍と、34歳となる7年後の母国の大舞台…。未来を見据え、本田は進む。