横浜の木村和司監督(52)が、次節対戦する仙台の「高さ」と「セットプレー」を警戒した。仙台FW中原貴之(25)の打点の高いヘディングとフィジカルの強さに触れ、「要注意の選手」と指摘。19日の山形戦で約25メートルのFKを決めた仙台MF梁勇基(28)のシュート精度にも注目しており「あまりセットプレーを与えないようにしたい」と話した。

 横浜は、右ふくらはぎを痛めた日本代表DF中沢佑二(32)の長期離脱に加え、次節は元日本代表DF松田直樹(33)が累積警告で出場停止。守備陣の台所事情が苦しい。木村監督は相手の攻撃パターンを警戒しつつも、「守備ラインのギャップを突けば、好機を十分につくることができる。シュートが枠内に飛べば何とかなるんじゃないかな」と攻撃サッカーで勝ち点3を奪取するつもりだ。