<J1:東京1-1鹿島>◇第15節◇19日◇味スタ

 ホーム東京が絶好のチャンスを外したのは、前半34分だった。

 カウンターを仕掛け、FW河野の左クロスをフリーのFWエドゥーが合わせた。冷静にボールを流すはずが、寸前でボールがバウンド。シュートは大きく上に外れ、スタンドからは大きなため息がもれた。だが、後半15分、MF三田の左ミドルが決まると、一気に会場ははじけた。

 一方のアウェー鹿島は、チャンスらしいチャンスはつくれない。同20分のMF柴崎のミドルはバーに当たって外れ、同35分のFW豊川が裏へ飛び出して吸い込まれたゴールは、ハンドの判定でノーカウント。しかし、後半41分、その豊川が左足ボレーを決めて同点に追いついた。

 結局痛み分けのドローとなり両者連勝を逃した。