磐田DF山本脩斗(26)が定位置奪取を狙っている。クラブは8日、1日のオフを挟んで練習を再開。フィジカル中心のメニューで約2時間の調整を行った。山本脩は5日のナビスコ杯1回戦で左足痛のDFパクに代わりスタメン出場。完封勝利に貢献し「90分をゼロに抑えられたのはよかったと思う」と手応えを口にした。

 この日はパクが全体練習に合流したため、試合までの2日間での激しいポジション争いが予想される。柳下正明監督(51)は「紅白戦を見てから決める」と明言を避けたが「守備に関しては山本脩でもいいかもしれない」と太鼓判を押す。スタメン出場となれば、今季初の2試合連続先発となり、アピール次第では6月の5連戦で定位置を確保できる可能性も十分にある。山本脩は「まずは練習からしっかりとアピールしていきたい」と表情を引き締めた。【神谷亮磨】