J2札幌がFWレ・コン・ビン(28)との契約延長のため、所属元ベトナム1部ソンラム・ゲアンに、3度目の条件提示をしたことが10日、分かった。10月末に正式オファーも、ゲアン側と条件面で開きがあり、その後、修正案を提示。29日に帰国したビン本人がクラブと4度、交渉をしてきたが、それでも契約締結に至らないため今回、再度修正案をもちかけた。

 既に札幌とビンは完全移籍での残留方針で合意。あとはクラブ間合意だけの状況だが、現地報道によると、ビンの完全移籍には3000万円前後の資金が必要とされており、ゲアン側が、それに近い条件を提示し続けている。札幌も修正案の中で譲歩の姿勢を示しているが、三上大勝GM(42)は「今回の案で歩み寄りがあれば交渉を続けるが、そうでなければ年内での打ち切りも考えている」と先行きを説明した。

 J2のアジア籍外国人選手としては高額な移籍金がビン移籍のネックとなっているものの、外国人選手との交渉は、最初の段階は差異があるのが通例。ゲアン側もすべてがかたくななわけではなく、今後は両クラブ間で着地点を見いだし、現実的な条件での契約を目指す。