航空機墜落事故に遭ったシャペコエンセ(ブラジル)に、コパ・スダメリカーナ(南米杯)の優勝トロフィーと賞金200万ドル(約2億2000万円)が授与されることになった。

 南米サッカー連盟が発表した。同クラブは同大会決勝でナシオナル・メデジン(コロンビア)と対戦するために搭乗した航空機で事故に見舞われ、主力選手の大半を失った。優勝を譲ると申し出たナシオナル・メデジンには、フェアプレー賞と賞金100万ドル(約1億1000万円)が贈られる。また、ブラジルサッカー連盟は、来年1月にブラジルとコロンビアの代表チームによる親善試合を行うと発表した。1月22~25日のいずれかで、試合会場はシャペコエンセに選んでもらい、収益は遺族に贈られる。