4日のプレミアリーグで、ボーンマスに3-4で逆転負けしたリバプールのユルゲン・クロップ監督と選手たちが、自分たちに足りないものを学ぶため、6日にカンプ・ノウで行われた欧州CLバルセロナ-ボルシアMG戦を観戦したと7日付の英紙ザ・サンが報じた。

 カンプ・ノウには、サンダーランド戦で右足首を痛め、6週間離脱するとみられる、ブラジル代表MFフェリペ・コウチーニョを除く選手、コーチら16人が観戦に訪れたという。クロップ監督は「簡単な道のりは存在しない。たとえ打ちのめされても、その瞬間にも強くなっていくんだ。あの逆転負けの経験を踏まえ、次の試合で我々が何を見せるかだ」とコメントした。

 リバプールは11日の次節でウエストハムと対戦。19日にはエバートンとの“マージーサイドダービー”、そして大みそかにはマンチェスターC戦と年内は重要な試合が続く。コウチーニョはマンC戦での復帰を目指しているが、攻撃の組み立てからフィニッシュまで絡む大黒柱の不在は痛い。それでもクロップ監督は「我々は学ばなければいけない」と、バルサの試合から何かをつかもうと貪欲な様子だった。