世界陸上選手権(22日開幕・北京)女子短距離代表の福島千里(北海道ハイテクAC)が13日、北海道恵庭市で報道陣の取材に応じ「順調に調整できている。1本でも多く走りたい。(自己)ベスト更新はできると思っている」と本番へ自信をのぞかせた。

 100メートル、200メートルの日本記録を持つ福島は6月の日本選手権で5年連続の2冠を達成。7月には欧州を転戦し、100メートルで国外の日本人最高記録となる11秒25をマークするなど好調が続く。来年のリオデジャネイロ五輪を念頭に「いいきっかけをつかみたい」と意気込んだ。