今年8月にモスクワで開催される陸上世界選手権の男子マラソン国内最終代表選考会となる、びわ湖毎日マラソンは3日午後0時半、滋賀県大津市・皇子山陸上競技場を発着するコースで号砲が鳴らされる。

 レースを翌日に控えた2日、大津市内のホテルで国内外の招待選手記者会見が開かれた。

 昨年のロンド五輪代表(40位)の山本亮(28=佐川急便)は「最大の目標は優勝。去年は25キロを過ぎて先頭(集団)に置いていかれた。しっかり前で勝負したい」と抱負を語った。それでも昨年は終盤に粘り、自己ベストを3分半近く縮めて五輪切符を獲得した。験のいい大会で、モスクワ行きの切符をつかみたいところだ。