マラソンの世界最高峰シリーズ「ワールド・マラソン・メジャーズ」の東京マラソンは23日、東京都庁前をスタートし、東京ビッグサイトをゴールとする42・195キロで争われる。

 レースを2日後に控えた21日、東京・新宿の京王プラザホテルで招待選手の記者会見が開かれた。

 次代のホープと期待されるのが、初マラソンになる宮脇千博(22=トヨタ自動車)だ。1万メートルで日本歴代6位の27分41秒57を2度マーク。今年元日のニューイーヤー駅伝では、エース区間の4区で区間賞を獲得した。日本人3人目の初マラソン2時間8分台の期待もかかる宮脇は「世界選手権も五輪もない年だし、思い切り走れる。失う物もないし、先頭集団について行くのもアリかな、と思います」と期待にたがわぬ走りを見せるつもりだ。