日本陸連は22日、都内で年間表彰式「アスレティック・アワード」を開催した。

 最優秀選手賞にあたる「アスリート・オブ・ザ・イヤー」は、10種競技で仁川アジア大会金メダリストの右代啓祐(28=スズキ浜松AC)が選出された。右代は「この1年、思い描いた通りに過ごせ、それが形として評価されたことがうれしい。来年以降も受賞を目指して頑張りたい」と抱負を語った。

 優秀選手賞には、やはり仁川アジア大会で金メダルを獲得した男子50キロ競歩の谷井孝行(31=自衛隊)と、男子1600メートルリレーチームが受賞。新人賞には男子競歩の松永大介(東洋大)、男子やり投げの新井涼平(23=スズキ浜松AC)、女子400メートルの青山聖佳(18=島根・松江商高)の3人が選ばれた。日本選手権で20連覇を果たした男子ハンマー投げの室伏広治(40=ミズノ)は特別賞に選出された。