プロバスケットボールの西宮ストークスが2日、神戸市東灘区の甲南大学で「ゆっくり育つ子どもたちとのふれあいイベント」を行い、ドリブルやシュートなど実際にボールを使った「練習」で子供たちとさわやかな汗を流した。

 イベントは地域が抱える障害児の問題などを研究する同大学経済学部の石川路子(のりこ)准教授のゼミ(地域経済学)とストークスのコラボレーションで実施、ゼミが交流を続けるダウン症乳幼児の親子サークルなどが参加した。

 子供たちはストークスの中心選手で同大学OBでもある谷直樹や、新加入の佐藤浩貴と一緒にパス交換したり、チアリーダーズ「ストークス・ガールズ」によるダンス教室に参加。体育館に笑い声が響いた。谷は「楽しかったです。10月に開幕する試合も観に来てくれたら嬉しいです」と挨拶した。

 西宮ストークスは国内トップリーグのナショナルリーグ(NBL)に所属。7月に兵庫ストークスから名称変更した。