テニスのマドリード・オープンで昨年4強入りした男子シングルスに出場する世界ランキング6位の錦織圭(日清食品)が1日、マドリードの会場で取材に応じ「自信を持って戦う。毎年好成績を残せているので、いいイメージを持って臨みたい」と意気込みを語った。

 クレーコートの今大会はツアーの格付けが高いマスターズ。3連覇を目指した先日のバルセロナ・オープンでは準優勝に終わったが、今季の目標に掲げるマスターズ初制覇へ「テニス自体の内容は悪くないし、クレーに対する不安もない。体力的にも強くなっている。近いうちにタイトルを取りたい」と笑顔で話した。

 第6シードで2回戦から登場する錦織はファビオ・フォニーニ(イタリア)とバーナード・トミック(オーストラリア)の勝者と顔を合わせる。