フィギュアスケート世界選手権(29日開幕)に出場する三原舞依(17=神戸ポートアイランドク)が26日、開催地のヘルシンキに到着した。

 疲れた様子もなく、「元気です」と笑顔で対応。機内で話題のミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」を鑑賞してきたと明かし、「音楽がいいと聞いていたので、見られてよかった」とリフレッシュできた様子だった。

 今大会は18年平昌五輪の出場枠獲得がかかるが、全日本3連覇、今季のグランプリファイナル2位のエース宮原知子(19=関大)が左股関節疲労骨折で欠場。06年トリノ大会から3大会続く女子3枠確保が厳しい状況となる中、2月の4大陸選手権で優勝した三原に大きな重圧がかかる。「(3枠を)取りたい」という強い思いはあるが、「考えすぎず、濃密な演技ができるようがんばりたい」と気負わず初の大舞台に臨む。