女子テニスの日本の第一人者だった伊達公子さん(37)が12年ぶりに現役復帰することが6日、分かった。7日に記者会見し、公式戦への継続的な参戦を発表する。

 伊達さんは1994年に日本選手で初めて世界ランキングのトップ10入りを果たし、最高は95年の4位。ツアー通算7勝を挙げ4大大会では全豪、全仏、ウィンブルドンでベスト4に勝ち進むなど実績を残し、96年に現役を引退した。引退後はテニスの普及に努め、2001年に結婚した。今年3月には、かつてのライバル、シュテフィ・グラフさんらとエキシビションマッチに臨み、プレーを披露した。

 伊達さんは世界ランキングから外れており、大会に出るには主催者の推薦や予選から出場することになる。