バレーボールの男子日本代表は5月31日、都内で本年度第2次合宿を開始、9月開幕の世界選手権(イタリア)に向けて25人が参加した。植田辰哉監督は「12年ロンドン五輪では表彰台が目標」と話し、そのためにも「世界選手権は前回(06年)の8位を上回りたい」。今後はパワーとスピードアップを目指し、「個々が限界を超えるトレーニングを。ぶっ倒れるまでやってもらう」と肉体強化を強調した。

 一方で11月のアジア大会(中国)は「試したい選手もいる」とし、世界選手権とは一部違うメンバー構成で臨む意向を示した。本年度の代表候補53人に選ばれながら世界選手権メンバーから外れた選手にも「いつ呼ばれてもいいように鍛えておいてほしい」というメッセージが込められているようだ。、